男性の悩みで代表的な髪の毛について基本知識と入浴時にできるケアを前後と合わせて紹介していきます。
髪の毛とは、「成長期→退行期→休止期」のサイクルです。
これは始めに生えてきた一本がずっと成長し続けてる訳ではなく、毎日新しい髪の毛が誕生して古い髪の毛が
抜け落ちていることになります。
およそですが、髪の毛は約10万〜12万本あると言われ、一本ずつが「成長期→退行期→休止期」のサイクルで生まれたり伸びたり、止まったり、抜けたりしているのです。抜ける量は一日平均で約50本〜100本といわれています。
しかし、このサイクルが乱れると髪の毛に影響が出てきます。
1.成長が短くなる
子供や何も影響がない状態であれば、1か月で◯mmと髪の毛が成長していきますが、成長が止まり伸びなくなります。
2.休止期が長くなる
健康なサイクルであれば抜けた後には新たな毛髪が生えてくるはずですが、
発毛しない状態になり、これが続くと薄毛の原因となります。
ここからは入浴の時とその前後にできるケアを紹介していきます。
入浴前の「頭皮ケア法」
頭皮ケアで大切な事は「血行をよくすること」と「清潔に保つこと」です。
抜け毛対策のシャンプーやマッサージも大切ですが、そのシャンプーの効果をより発揮させる為には、入浴前にストレッチやマッサージをしてみましょう。
首の筋肉をほぐす
首を前後や横に倒して首の筋肉をゆっくり伸ばしましょう。筋肉をほぐす事が目的なので激しくせずゆっくりと回すなどして少しずつほぐしていきましょう。
頭皮の血行を促進するためには、頭皮だけに目を向けるのではなく、体全体の血行を考えることが大切です。
首は頭へ繋がる部分のなので首の筋肉をほぐすことで頭へ流れる血行を促進しましょう。
耳に刺激を与える
手で耳全体をくるみ、気持ちがいい程度に上下横に引っ張って刺激を与えましょう。
耳のマッサージは頭の筋膜をゆるめる効果があります。
筋膜をゆるめることで、この後のシャンプー時の血行をよくするための準備になります。
入浴時の「頭皮ケア法」
正しくシャンプーする
シャンプーはできるだけ刺激の弱い「アミノ酸系など」を使用しましょう。
シャンプー時は爪を立てたりせず、優しいく頭皮に触れるようにしましょう。
力強く洗うと生まれたての弱い髪を摩擦で切ってしまうことになります。
髪同士の引っかかりを軽減
シャンプー後はコンディショナーまたはトリートメントで洗いましょう。
髪を乾かした時に髪がからまると、髪同士が引っ張りあうことになります。
この髪同士の引っ張り合いが頭皮ダメージや抜け毛の原因の1つになります。
コンディショナーかトリートメントをつける事で、髪同士の引っかかりを軽減し、頭皮のストレスが
なくなるようにしましょう。
入浴後の「頭皮ケア法」
タオルドライ後に育毛剤
頭皮が綺麗になった時こそ育毛剤をつけるのに最適なタイミングです。
さらに育毛剤をつけた直後に、指を使ってゆっくり頭皮を
前後左右に動かすようにマッサージをしましょう。
ドライヤーは頭皮から
頭皮に湿度が残っていると雑菌の繁殖しやすくなります。
乾かす時のドライヤーも髪のつけ根から毛先に向かって乾かすようにしましょう。
髪の毛を1番ケアできるタイミングは入浴の時ですがその前後もこだわり髪を労ってみてはどうでしょうか。